端から端までウォーキング~井ノ頭通り全区間

東京都の井ノ頭通りの起点は世界一有名な交差点、渋谷駅前スクランブル交差点で、終点は東京都武蔵野市の境浄水場のそば、五日市街道と交わる関前五丁目交差点にあります。今回は多くの人で賑わうその渋谷の交差点から五日市街道の交差点まで、西へ西へと歩きました。

区間の距離
-- Km(公式資料なし)

実際に歩いた距離
16.3Km

歩いた時間
約4時間(食事・休憩を含む)

歩数
約20,000歩

最近歩いた日(初めて歩いた日)
2019年2月8日(2019年2月8日)

感想
もともとは境浄水場から和田堀給水場まで水道管を通すための用地に道路を作ったため、井ノ頭通りの大部分を成すその区間は遥か向こうまで続く平坦な直線道路を歩く感じになります。渋谷近辺のみ若干の起伏があります。

幹線道路なのでファストフード店やコンビニなどもよく見かけ、トイレや食事に困ることはないでしょう。基本的に歩道上を歩いていきますが、一部歩道のない道の狭い区間があるので、車と接触しないように十分ご注意下さい。

コース

スタート・ゴール地点への交通
終点の関前五丁目交差点は、近くに鉄道駅がないためバスを利用することになります。最寄りのバス停は関東バスの「関前五丁目」で、近くに大規模マンションや大学がある関係で、週末でも吉祥寺駅行きのバスが頻繁に出ています。また少し離れた「柳橋」まで足を延ばすと、吉祥寺駅行きのバスに加えて三鷹駅行きの本数も多くなるので、利用する駅に合わせて乗車するバス停を選ぶとよいでしょう。

バス停の時刻表と場所の検索・・・関東バスナビ

【おまけ】 井ノ頭通り vs 井の頭通り
井ノ頭通りの「ノ」はカタカナ表記のほかに、井の頭通りのようなひらがな表記もよく見かけます。そこでどちらが正しいのかちょっと調べてみました。

東京都は昭和39年の東京オリンピックを迎えるにあたり、分かりづらかった東京の道路に観光客や都民に分かりやすく親しみが持てるよう昭和37年から38年にかけて69路線を設定し、それらに通称名を付け公示しました。その中にこの井ノ頭通りも含まれていたわけですが、その資料では井ノ頭通り、つまりカタカナの「ノ」が使われています。

その経緯を踏まえ基本的に道路標識はカタカナ表記が多数ですが、少数ながら一部下の写真のようにひらがなが使われていたり、また歩道橋にある通称名にもひらがなが使われていたりで、必ずしも厳密にカタカナが使われてきたわけではないようです(担当者がそこまでの認識がなかったというのもありそうですが・・・)。

通常のカタカナ表記

 
ひらがな表記

またカタカナだと若干固く古めかしい感じがするためか、沿道にはひらがな表記の井の頭通りを店名や院名に付けているお店や医院も多く見受けられます。

決めた時の通称名は「ノ」、でもそのまた通称としてひらがなの「の」も浸透している、というのが実情のようです。

参考にしたサイト
東京都建設局
東京都通称道路名
東京都通称道路名検討委員会
   第1回東京都通称道路名検討委員会 資料3 通称道路名設定事業の経緯及び概要


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